スミハズ マーシャルアーツとは?

どのような稽古方法?

Sumiha Akiyama Math

Sumiha's Martial Arts class アメリカでは考案された、幼児向けの護身術と精神向上を目的とした、心と体を鍛える子供向けの武道教室です。

武道の基礎要素に体操と知育を取り入れた安全なプログラムで、自分の身を守る為に必要な基礎運動能力を楽しく確実に身につける事ができます。
自分を守る為のテクニックだけでなく、武道の特徴である礼儀や自分の意見を伝える力等、精神面も強くする事で、いざと言う時に自分の身を守ることが出来るように、自信と勇気、判断力、セルフコントロール等メンタル面も一緒に鍛えます。
以上のようにSumiha’s Martial Artsは肉体面と精神面を鍛える子供向けの教室です。

稽古方法

Sumiha’s Martial Arts を稽古する生徒に最初に教えることは、
“人を傷つけるためではなく、自分を守るために練習する” ということです。

稽古はまず、深呼吸でリラックスし、神経を集中させることから始まります。 そして、稽古中は、大きな声で気合や挨拶をします。大きな声をお腹から出すことで、腹筋を鍛え、力を強めるだけでなく、ストレス解消にもなります。
Sumiha’s Martial Artsでは、小さな子供が実際に自分の身を守る事が出来る方法を学びます。防御のあと相手を怯ます為の、突きや蹴り、構え、技の形、受身も練習をしますが、格好が出来るだけで、効果のある物でなければ意味がありません。時間をかけてじっくり正しい形を体に身に付ける事が大切です。
また、一度体についた癖は、なかなか直りづらく、将来、的確に技術を習得する妨げになるので、理論的に教える事も必要とします。正確な動きが出来ない時は、無意味に何度も間違った形での練習をすることを避けます。

このような理由から、一般的な道場で見られる集団での練習風景とは少し違いますが、年齢とそれぞれ個人(個性)にあった方法での確実な習得を考えたプログラムを構成しています。

受けの形も練習しますが、基本的には攻撃の軸から体をそらす体裁きで攻撃をよけます。実際に小さな子供が攻撃から身を守るのに、私が重要と考える能力は、第一に反射神経、次に瞬発力とバランス感覚です。大きな力の攻撃でも、それを察し直ちに体を思うように動かすことが出来れば、小さな子供でも身を守ることは出来ます。色々なゲームやエクササイズを通して、反射神経、瞬発力、バランス感覚、集中力、を発達させます。
また、色々な危険な状況を想定し話し合い、シミュレーションにあわせて、転んだ時や後ろから押された時などの為の受身や、手を捕まれた時の対処法等、レベルに合わせた護身術を習得します。

そして、体の能力と同じだけ大切なのは、そのような状況でも落ち着いて正確に判断する力と、勇気と自信です。
また、習得した攻撃方法を、間違って利用させないよう、いつも相手の事を思う利他愛の心、尊敬する心、優しさ、誠実さ、忍耐力、集中力、などを学びます。子供の自尊心を刺激し、自信のある ”良い人間” になる為の訓練もします。レベルにあった内容を、1人ずつ皆の前で、ハキハキと発表します。(例;今日した良い行い)

自分を守るための練習ですので、相手と戦う練習はしません。

SUMIHA AKIYAMA MATH

 少林寺拳法道院長の元に生まれる。道場が自宅に隣接していた為、物心付いた頃から常に稽古を見学し、4歳で正式に入門する。少林寺拳法の数々の大会で賞を取り、11歳で黒帯を取得、その後2段を取得する。先輩が後輩を指導するという少林寺拳法の方針もあり、自身が子供の時から指導者の立場を経験。有段者になってからは、道場では少年部指導者、学校のクラブでは主将とし、指導者としての経験を積む。 特に幼い子供への指導には興味があり、どのように子供達の習得意欲を湧かせ、指導にあたるかという事を考えたてきた。
 15歳で留学のため日本を離れた後も海外で道場に通い日本国外での武道を学ぶ。休暇中日本に帰国した際は、強化練習などの指導にあたり、少年部全国練成大会、県大会で成績を収めた。
結婚後アメリカの早期教育、モンテソーリ、ユダヤ教育等、育児を勉強、子育てを実践しているなかで、子供に教える楽しさを思い出し、Sumiha’s Martial Artsをはじめる。自身の経験や知識に加え、35年以上少林寺拳法を指導してきた両親の経験や、フィジカルトレーナー、幼児教育専門者などのアドバイスを元に、子供でも実際に使える護身術を学べる独自のプログラムを構成。1人1人を真剣に見つめた楽しいレッスンをします。